名古屋ハイスクールバンド活動報告

第13回名古屋マーチングフェスティバル

4月29日(祝) 名古屋市民会館大ホール  本番14:00 当日の入場者数2200名
  名電高校 愛知商業高校 享栄高校 名古屋高校 若宮商業高校
淑徳高校 富田高校 桜台高校 市邨高校 天白高校 昭和高校
参加者数 80名
演奏曲目 パクス・ロマーナ  行進曲「銀嶺」 吹奏楽のための「プレリュード イン F」
シンフォニック・バンドのための交響的音頭
指 導 者 長尾洪基先生
担当役員 浅井ェ行

 午前8時30分。市民会館正面には役員・補助員が打ち合わせのために集合…と同時に見慣れた顔が正面階段前のあちらにこちらに。ウーン、なかなかやるではないか。こうでなくてはね。9時には予定より早くリハ室へ移動開始。明るい春の日と別れて地下に入っていきました。
 14:00ハイスクールのメンバーは長尾先生の合図で起立し、皆様の前に初めて1つのバンドとして姿を現しました。演奏はあのファンファーレから始まりました。パクスはなんとかそつなくこなしたという感じでした。行進曲「銀嶺」は無難に終わり「おっ、いけるかな。」と感じかけていたのですが「吹奏楽のためのプレリュード イン F」はすすむにつれ「!?」。演奏がすごく単調になってしまったのです。もちろん曲としてはそれなりに演奏しているのですが音楽として非常に平板になってしまったのです。音頭ではどうした事か、いつものテンポよりかなり早い上に、イントロの打楽器ならびに低音群が近くからスタートしすぎてしまいました。長尾先生が常々おっしゃっていた「遠くから風に乗って太鼓の音が、祭りの喧噪がとぎれとぎれ聞こえてきて、やがてそれがドンドン迫ってきて…」という情景はどこへやら。最終練習の方がはるかに良いできでした。今後の課題をいっぱいもらったという感じです。
 しかし、演奏を終えたメンバーは元気いっぱい正面階段下に集合。全員写真や各パート毎の写真を撮影しました。メンバーはそれぞれパート毎にあっちこっちでポーズを相談したり、長尾先生を引き込んで撮影したり…。これはどこかで見慣れた風景??、そうだコンクールで各校毎に記念撮影する時と同じだ。みんな各校から来ているのに今は一つのバンドなんだなあと思う一時でした。
 自分の学校という枠から出て、お互いが吹奏楽を通し新しい仲間を作る。音楽の友達の輪を次々に広げていく。合同バンドの大事な使命は叶えられているのかなと思わせる瞬間でした。

 

【練習日程】

次回練習 5月28日(土) 9:30集合 10:00−16:00
持ち物 〈 楽器 楽譜 譜面台 筆記具 上履き 昼食 〉
会場は名古屋市立富田高校

 

【新規メンバー募集】

 今後は11月に行われる名古屋吹奏楽フェスティバルを目指して活動してまいりますが、一人でもおくの生徒さん達がこの音楽の輪に加わってくれることを期待しています。今回の発表をご覧いただき参加してみようかなと言う人がいたら顧問を通して、担当の古田まで連絡して下さい。
 新規にメンバーとして推薦して頂ける生徒さんがあればその氏名・パートをお知らせ下さい。5月16日までにお願い致します。練習は3週間に1度のペースで考えています。