平成27年度吹奏楽指導者研修会開催報告

 毎年恒例の道吹連・吹奏楽指導者研修会が、12月12日㈯北海学園大学を会場に今年も開催されました。
 講師には、千葉県柏市立酒井根中学校吹奏楽部顧問の犬塚禎浩先生をお迎えしました。犬塚先生はこれまでに酒井根中学校と松戸市立第四中学校の吹奏楽部を指導し、全日本吹奏楽コンクール金賞受賞7回をはじめ、日本管楽合奏コンテストでは、文部科学大臣賞へ4回、最優秀グランプリ賞へ7回導いてます。
 午前中の講習では「吹奏楽部の運営について」と題して、酒井根中学校の運営方法や練習方法の実践内容をご紹介いただきました。限られた練習時間の中で、平日の朝に毎日行われている基礎合奏やチェック表を利用したスケール練習などの個人練習の指導方法についての紹介は受講者にとって、今後の指導において参考になるものが大変多かったのではないでしょうか。また、柏市内における吹奏楽小中高校連携についてもご紹介いただきました。
 午後からの講習では、札幌市立啓明中学校吹奏楽部をモデルバンドとして、より具体的な基礎合奏の方法と楽曲を用いた合奏練習について実践していただきました。犬塚先生の指導によって、より磨かれていく啓明中学校のサウンドに受講者のみなさん一同、驚きと感銘を受けていました。
 当日は、全道各地から約80名の先生方が熱心に研修を深められました。ご参加の先生方、会場校の北海学園大学のスタッフの方々、そしてモデルバンドの札幌市立啓明中学校吹奏楽部の皆さん本当にお疲れさまでした。平成28年度も同じ時期に開催を予定いたしております。たくさんの皆様方の参加をお待ちしております。

犬塚禎浩先生!

午前中は部活動運営法

受講者の真剣なまなざし!

モデルバンドは札幌啓明中学校吹奏楽部

みるみる変わるサウンド!

犬塚先生、1日ありがとうございました!