高位多数順の説明



<1>1位を多く獲得した順とする。
<2>1位の獲得数が同数で決まらない場合は、該当団体だけについて2位を多く
   獲得した順とし、以下決定するまで同様の判断を最下位位まで繰り返す。
<3>それでもなお同条件の団体が2団体ある場合は、当該の2団体だけについて
   1位と2位とに順位をつけ直し(もとの順位が入れ替わらないよう)して、
   1位を多く獲得した順とする。
<4>3団体以上が同条件の場合には、該当の団体の中で予め決めておいた審査員
   長がもっとも高位につけた団体に決定する。

<5>同点団体の中から2団体を選抜する場合には、総合順位の上位2団体を選抜
   する。
   注・・・まず1団体を選抜して残りの団体に1位からの順位をつけ直
   して判断することはしない。
   <1>から判断する。そして<2><3>へ適用する。

((例1))
各審査員事の1位の数の一番多いAが1位となる。-<1>を適用-
総合2位以下については、<1>と<2>を適用して決定する。

1位の数 総合順位
A 1 3 4 1 2 2 1
B 4 4 3 3 1 1 4
C 3 1 2 2 4 1 3
D 2 2 1 4 3 1 2※

※<3>を適用

((例2))
AとDが1位を2ずつ獲得しているので、その2団体について2位の数を見る
と、これも1ずつなので3位の数を見る。3位の数はAが1で、Dが2なので
Dが総合1位となる。-<2>-

1位の数 2位の数 3位の数 総合順位
A 1 1 3 2 4 2 1 1 2
B 4 3 4 1 3       3
C 2 4 2 4 2       4
D 3 2 1 3 1 2 1 2 1


((例3−1))
AとCの2団体については、1位〜3位までの数が同じなのですべてが同条件
ということになる。

1位の数 2位の数 3位の数 総合順位
A 1 1 3 2 3 2 1 2  
B 3 2 2 1 2       3
C 2 3 1 3 1 2 1 2  


((例3−2))
AとCだけで順位を整理する(高位のほうを1位、下位のほうを2位とする)と、
Aの方が1位多いのでAが総合1位となる。-<3>-

1位の数 総合順位
A 1 1 2 1 2 3 1
B 2 2 1 2 1 2 2


((例4))
A〜Eはすべてが同条件となるので、審査員長(ここではウを審査員長とする)
が最も高位につけているDが総合1位となり、同様にして以下5位までが決
定する。-<4>-
残りのFとGについては、<1>を適用する。

1位の数 2位の数 3位の数 4位の数 5位の数 総合順位
A 1 2 3 4 5 1 1 1 1 1 3
B 2 3 4 5 1 1 1 1 1 1 4
C 3 4 5 1 2 1 1 1 1 1 5
D 4 5 1 2 3 1 1 1 1 1 1
E 5 1 2 3 4 1 1 1 1 1 2
F 6 6 7 6 7           6
G 7 7 6 7 6           7

BACK