全日本吹奏楽連盟では、少人数バンド育成の一助として、『楽しい吹奏楽T −少人数バンドのための−』を出版します。過去の課題曲の中から特に好評なものを少人数バンド用にアレンジした3曲、そして、今回の出版のために委嘱した1曲の合計4曲を集めたものです。

編成表は、こちら!

(1) ディスコ・キッド2011

〈少人数バンド用改訂版・約3分半〉 (東海林 修)

(3) 東北地方の民謡によるコラージュ2011

〈少人数バンド用改訂版・約6分〉 (櫛田月失之扶)
1977年度課題曲。全国の吹奏楽関係者をアッと言わせた。原曲は全体的に高音域なので、今回、東海林氏が長2度下げたり、初心者向けにいろいろ工夫・配慮してくださった。「全日本吹奏楽コンクール名曲・名演50 」という本の中でも、「もはや課題曲ではなく吹奏楽ポップスの定番といってもよい」と激賞している。 1981年度課題曲。主に北東北地方の民謡「南部牛追い歌」「津軽じょんがら節」「庄内おばこ」「南部上り甚句」をコラージュ(フランス語で糊付けの意)した作品。篠笛・櫓太鼓・締太鼓を使用してもよいとのこと、出来ればこれを使いたい。ソロもあるが、それほど難しくはない。日本人であれば素直に共感できる美しい曲。
   

(2) カーニバルのマーチ2011

〈少人数バンド用改訂版・約3分半〉 (杉本幸一)

(4) ア・ソング・オブ・ホープ

〈委嘱新曲・約6分〉 (後藤 洋)

1988年度課題曲。タイトルはマーチとなっているが、実はラテンパーカッションが祭り気分を盛り上げる陽気なサンバ。全体にハーモニーが美しく、特にCantabileなトリオは絶品。三部形式でトリオの前に打楽器セクションのソロが挟まれている。サンバホイッスル、トロンボーンのグリッサンドも効果的に決めたい。

緊張感のある序奏に導かれ、フルートの印象的なソロで始まる。イントロのみ、拍子が4・6と変わるが流れは自然。再現部での弱音器つきトランペットソロにトロンボーンが絡むところは魅力的。さすが後藤洋氏、吹奏楽は自家薬籠中のもの。各パートにそれぞれきちんと仕事をさせている。少人数バンドのための佳曲が、また1曲生まれた。

参考演奏
(1)(2)大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部
(3)(4)埼玉県立伊奈学園総合高等学校吹奏楽部

税込価格 4曲セット 3,000 (送料込)
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