今週のカバー写真の団体より
みやぎスーパーバンド(宮城県吹奏楽連盟ディレクターズバンド)
宮城県内の教職員を中心に,演奏経験豊富なメンバーにより 1994 年に発足したディレクターズバンドです。林紀人氏の指導のもと,3 度の演奏会を開催し,大成功を収めました。その後,故A.リード氏,故真島俊夫氏,加養浩幸氏,佐川聖二氏,保科洋氏,山下一史氏,小塚類氏と国内外の一流音楽家の指導を受けながら,熱心に研修に励み,意欲的な活動を展開しました。
2004 年 5 月には日本吹奏楽指導者クリニック「ネムバンドクリニック」(主催:日本バンドクリニック委員会)のモデルバンドとして出演し,好評を博しました。また,東日本大震災後の2013年度には,被災地本吉地区を訪問し,地元の中高生を対象とした楽器別講習会を開催し,講習会に参加した中高生と一緒に合同演奏を行うなど,宮城県内の吹奏楽活動に貢献しようと活動の幅を広げてきました。
2010年度からは将来の指導者を育成するために,教員を目指す大学生も準会員としてメンバーに加え,宮城県の吹奏楽の発展に寄与しようとしています。
コロナ禍の中断を経て,昨年度より活動を再開しました。今年度は昨年度に引き続き作曲家の鈴木英史先生を客演指揮者にお迎えし,夏から8回の研修会(練習会)を重ね,11月10日に第28回となる演奏会を開催しました。
鈴木英史先生の作編曲作品を中心に取り上げるとともに,古典から探る小編成の可能性と題し,G.ホルストなどの古典の吹奏楽オリジナル作品も多く取り上げ研修を深めました。
演奏会には大勢のお客様にご来場いただき,大きな拍手を受けて,メンバーにとっても励みとなりました。
今後も宮城県の吹奏楽の発展のため,演奏活動を楽しみながら研修を重ねていきたいと思います。
(2024年11月)